A1) 血液は深部静脈を流れるので大丈夫です。 足の静脈は筋肉の中を走る深部静脈と皮膚の下を走る表在静脈があります。静脈瘤になるのは表在静脈です。血液の大半は深部静脈を流れて心臓に帰りますので表在静脈を抜きとっても大丈夫です。
A2) 日帰りでも可能です 手術を受けていただく場合日帰りで行うか、入院でするかは、静脈瘤の重症度や手術の方法により選択されます。軽傷で高位ケッサツ術を行う場合やストリッピングを行う場合は外来で日帰り手術をしていいます。日帰りにするか、入院手術にするかは患者さんと相談しながら決めています。
A3) 最短は一泊二日ですがほとんどは三泊四日です これも、静脈瘤の重症度や手術の内容によりますがほとんどの患者さんは三泊四日で退院されます。無理に早く退院する必要もありませんが、長々入院する必要もありません。
A4) 仕事の内容によります 仕事の内容によりますが、外来手術の場合は術後1−2日、入院手術は退院後2−3日で仕事に復帰される方がほとんどです。静脈瘤は長年かかってできる病気ですので、手術をしてからこの位の期間休むのが適当だと考えます。
A5) 3割負担の方で外来手術の場合は1−3万円前後、入院手術の場合は8−13万円前後です。 一割負担の方は上記の三分の一の料金になります。
A6) 年齢制限は有りません。 原則として年齢制限は有りません、80歳以上の方でも多くの方が当院で手術を受けていらっしゃいます。
A7) 当院では行っておりません。 当院は保険での診療を原則としています、現状では下肢静脈瘤のレーザー治療は保険適応がみとめられず高額となります。レーザー治療は全額自己負担で30万円ぐらいで行っている施設がほとんどのようです。我々は患者さんの金銭負担を考えてあくまでも保険診療をおこなっているためレーザー治療は行っていません。
A8) はっきりとした遺伝は証明されてませんが、静脈瘤の体質の家系はあります。 今まで多くの患者さんの手術をしてきましたが、お母さんと娘さん両方とも静脈瘤で手術をした組み合わせは何組か有りました。それに反してお父さんと息子さんの組み合わせはほとんど有りません。女性は妊娠、出産をするのが静脈瘤の原因となりますが、それにプラス家系の要素が加わると思います
A9) 有ります。 大腿(太もも)の後ろにできる静脈瘤で内腸骨静脈という静脈につながっているものは、硬化療法のみで治療します。また足にくもの巣のようにできた静脈瘤も硬化療法のみで治します。